資料解説COMMENTARY
子規の厳しい指導を物語る「俳人ヲ戒ムルノ書」
本資料は、子規が明治29年秋ごろに記したものです。もとは奉書紙を四つ折にして綴ったものでしたが、現在は52丁の折本に仕立てられています。
本資料は、子規が伊予の
本資料の後半部分に、この一舟の俳句に対する態度を戒める文章が収められています。前半部分には、子規のほか、おそらく本資料が書かれたときに周囲にいたであろう高浜虚子や河東碧梧桐の句や、中村不折の作と思われる絵が描かれています。
本資料は、長らく公開されていませんでしたが、後半部分の子規の文章は雑誌『改造』(昭和9年9月号)に「俳人を戒むるの書(未発表遺稿)」として掲載され、その後講談社版『子規全集』第4巻などに掲載されました。前半部分の子規や虚子、碧梧桐らの俳句や不折の絵はこれまで未公開でしたが、このデジタルアーカイブで初めて全頁を公開します。
「俳人ヲ戒ムルノ書」の体裁

